- 2024年12月30日
香港を象徴する乗り物の一つがスターフェリーです。
香港の観光や生活になくてはならないスターフェリーが、2025年現在、とてもお得な乗船キャンペーンを行っていますので、こちらの記事で紹介します。
スターフェリーとは
尖沙咀⇔中環、尖沙咀⇔湾仔のルートを結び、ビクトリアハーバーを渡る交通機関です。130年以上にわたって九龍半島の南端と香港島との間を結んでいるそうです。
今となっては、九龍半島と香港島の行き来の手段として、MTR（地下鉄）や海底トンネルが整備され、電車や車移動も可能となりましたが、昔はフェリーが唯一の手段でした。
スターフェリー社が所有するフェリーの名前はすべて「星」の字（英語名ではStarの単語）が入っています。
背もたれは運航方向に合わせて、乗客が手動で動かすことができますので、乗船する際にはぜひ進行方向を向けるよう、背もたれを倒してください。
よく観光客の方や初めて乗る方で背もたれを動かさずに座ってしまう方がいますが、進行方向を向く方が景色と風を楽しむことができます。
スターフェリーはルートや曜日によって運航時間が異なりますが、主に朝6時半から夜11時半まで運航しています。
片道の所要時間は、尖沙咀⇔中環、尖沙咀⇔湾仔のどちらのルートも約１０分程度です。
乗船所から目的地までの距離にもよりますが、MTRを利用する場合と所要時間もほとんど変わりませんし、場所によってはスターフェリーのほうがアクセスが良い場合も多々あります。
乗船料は？
2025年１月時点のスターフェリーの乗船料は以下のとおりです。
こちらの記事では大人の金額のみ抜粋して記載していますが、子ども、障害をお持ちの方、シニア等、区分により料金は変動します。
また、尖沙咀⇔中環ルートは上層（Upper Deck：２階）と下層（Lower Deck：１階）で金額と乗り場が異なります。下層の方が安いので良いのかと思われがちですが、個人的にはどちらもしっかり景色も見られますし、大差はないように感じます。
| 区分 | 区間 | 上層・下層 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|---|---|
| 大人 | 尖沙咀⇔中環 | 上層（２階） | ５香港ドル | ６.５香港ドル |
| 大人 | 尖沙咀⇔中環 | 下層（１階） | ４香港ドル | ５.６香港ドル |
| 大人 | 尖沙咀⇔湾仔 | 上層のみ（２階） | ５香港ドル | ６.５香港ドル |
ちなみに香港ドルは2025年１月時点で１香港ドル約20円です。
香港の物価について知りたい方は下の記事を読んでみてください。
お得なキャンペーンとは？
やっと本題となります。
2025年１月２日から2025年12月25日までの期間で、アメリカンエクスプレスのクレジットカードでのタッチ決済による支払いで、１人片道１香港ドルでスターフェリーに乗船することができます。とってもお得！
スターフェリー公式HPでの案内はこちらからご確認ください。
乗船方法は？
スターフェリーの乗船は、行先によって（尖沙咀⇔中環の場合は上層か下層かでも）乗り場が分かれていますので、お間違えのないようお気を付けください。
ここは尖沙咀の乗船場の入り口で、ここからは中環行き（上デッキ）と湾仔行きのフェリーに乗船できます。現在は大々的にAMEXカードのキャンペーンが広告されています。
階段を上り、改札に進むと、改札はこのようになっています。
AMEXカードによる支払方法は、まず、赤丸部分の「Pay by AMEX $1」をタッチします。
クレジットカードを赤丸部分の液晶画面にタッチします。スマホでのタッチ決済も可能です。つい下のオレンジの部分にタッチしてしまいそうになりますが、下のオレンジの部分はオクトパスカードをかざす部分です。
ちなみに香港の交通系ICカードのオクトパスカードを持っていなくても、タッチ決済可能なクレジットカードを持っていさえすれば、香港の交通機関の利用が可能です。
改札の通過方法がわからず、スムーズに通れなくても、改札の係の方がサポートしてくれますので安心してください。
今回のキャンペーンを利用せずに通常料金で乗られる方は、以下の３つの方法のいずれかで支払いが可能です。
①券売機でトークンを購入
②オクトパスカードでタッチ決済
③クレジットカードでタッチ決済
改札を通ると出航時間の数分前に乗船ができるようになります。
香港に来たらぜひスターフェリーに！
スターフェリーは何度乗っても楽しい気持ちになれますし、日中と夜で見られる景色の雰囲気がガラッと変わりますので、旅行中も機会があれば何度か使用されることをお勧めします。
ぜひスターフェリーを乗りこなして、香港観光をお楽しみください！
この記事は私が書いたよ！
anne トラベルライター / 女性
2024年秋から駐在帯同のため、香港在住。結婚を機に帯同となり、日々試行錯誤しながら暮らしています。このブログでは、これから海外駐在予定の方や駐在中の方へ向けて、香港の最新お役立ち情報や、海外駐在帯同のあれこれを発信しています。これまで旅行した国は17か国。夢は夫とクルーズ船で世界一周旅行をしながらこれまで旅行した国の思い出話をすること。
